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五常の教えを広めた儒教者
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朱熹
- しゅき -
1130年〜1200年
中国南栄の儒学者。字は元朱子(しゅし)と尊称される。儒教の精神・本質を明らかにして体系化を図った儒教の中興者であり、いわゆる「新儒教」の朱子学の創始者である。
王陽明
-おうようめい -
1472年〜1529年
中国の明代の儒学者、思想家、高級官僚、武将。思想家として朱子学を批判的に継承し、読書のみによって理に到達することはできないとして、仕事や日常生活の中での実践を通して心に理をもとめる実践儒学陽明学を起こした。武将としても優れ、その功績は「三征」と呼ばれている。
李斉賢
- り・さいけん -
1287年〜1367年
朝鮮・高麗の政治家・儒学者・詩人。朝鮮における朱子学普及に努めるとともに、元との関係調整に尽くして高麗の存続に尽力した。
鄭 夢周
- てい・むしゅう -
1337年〜1392年
高麗末の儒学者。慶尚北海の生まれ。朱子学を学び、1377年に日本に赴き、室町幕府と折衝にあたり高麗人の解放を果たした。のちに「東方理学之祖」と称えられた。
李退渓
- り・たいけい -
1501年〜1570年
李氏朝鮮の儒学者。字は景浩(キョンホ)。号は退渓、陶翁、清涼山人、真宝人。李珥(栗谷)と並んで、朝鮮朱子学における二代儒と称される。
絵「李退渓(李滉)(出典:『クロニック世界全史より』講談社1994年刊)』)
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